住人たちの目

細かな引っ越しを含めると計12回の移動をしている。たいして大きい荷物なんてないし、こだわった生活用品もないので別にどこでたって暮らせると思っている。だが決してなんだって良い訳ではないので妥協はしない。町々の情緒が好きで建物の外観や人種が豊かな所にとても惹かれる。パリやヴェネチアの様式美、一種のスタイルとも言える堂々とした町構えは魅力的ではあるが僕の町の憧れではない気がする。

 

少なからず多くの町に足を運ぶことを目的とした去年の旅。自分の知らない人や町に意識を奪われた。表面上だったとしてもむしろそれが正解の様に感じられる。そもそも住まないと分からないのことの方が多い世界なのだから当たり前だろうと感じる。その世界の住人たちが君を歓迎してくれるかどうかは分からないが。